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総当り戦の前哨戦

たかしーさんとの一戦。
次の棋戦である王将戦の予行練習ということで、早指し2での対局です。
当日は観戦の予定でしたが、22時半を過ぎても対局が開始されなかったので挑戦してしまいました(笑)





いつもは矢倉の将棋になるんですが、振り飛車にしました。
自分の中では意表をついたわけではなく、最近振り飛車を指しているのでやりたかったのが本音。
結果は大差の負けでしたが、中盤での小競り合いは難しかったと思います。
46手目の△4五歩が攻めを誘発してしまい、ここでは△3三角で次に△4五歩だったかと反省。
お互いに飛車を成り、桂を取り合った73手目の局面では穴熊は堅いもののまだ難しいとのこと。
80手目が疑問手。ここは△6六歩と取り、▲同金△6五歩▲6七金引に△6六銀と打って勝負でした。端を絡めたものの、角の利きがないため響きが薄かったです。
86手目△6四同金が敗着。取って受けてるんでは何やってるか分からないし、手順に歩を進められ△6五桂と一歩補充する手もなくしてしまいました。
反省の多い将棋でしたが、穴熊側も攻め駒が少ないため楽な展開ではなかったと思います。
たかしーさん、対局ありがとうございました。

今日から暫くの間、SMKで総当り戦が始まります。
私は今日は参加できないですが、明日以降チャンスがあればと思っています。
SMK会員のみなさんは奮ってご参加ください^^
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印象に残ったNHK杯(▲阿久津‐△森内戦)

相変わらずめったに更新していませんでしたが、私生活で一つ落ち着いたのと、書きたいことができました。
というのは、この前のNHK杯(▲阿久津‐△森内戦)で衝撃を受けたから

森内名人が珍しく飛車を振るのかと思っていたら、珍しく無理矢理矢倉。
対して阿久津先生は5筋を突かない矢倉模様。
あっさり4筋の歩の交換に成功し、先手がペースを握ったと感じていた。

38手目森内名人は△8一飛と指したが、自分だったらノータイムで△4四歩と指しそう。▲4四歩と打たれると形が乱れるし、銀交換後2筋の歩を切る手がある。
ところが阿久津先生は▲4六角。すぐ▲4四歩は効果が薄いか、または良くないのでしょう。みっくんも解説していたが、これで後手が潰れるとは思えないとのこと。

2筋の継ぎ歩攻め、角銀交換から▲2三銀と打ち込み、歩成や飛車成があり、攻める手に困りそうにない先手が優勢と感じていたところ、
みっくん「先手持って自信無いですね」「後手持ちたいですね」
と衝撃の形勢判断。
そういうもんなんですか……

実際先手は歩成と飛車成に成功したものの、森内玉はあれよあれよという間に8筋へ。
途中の△7一銀や△4二歩には感心しきりだった。
その後は名人があっという間に寄せ切った。

局後、阿久津先生は形勢を悲観していたが、実際のところ難しいそう。
むしろ自分の棋力だと先手良さそうに見えただけに、印象に残った一局になった。

NHK杯(▲阿久津‐△森内戦)
いずれ元気があればフラ盤に……

森内先生を名人と呼んでいたのはまだしも、康光先生を「みっくん」呼ばわりしてすみませんでしたm(__)m

指導対局・飛車落ち第2戦

「とちぎ将棋まつり」にて片上先生に飛車落ちで勝利してから幾星霜、
我が道場に鈴木環那先生がいらっしゃいました。
しかも、指導対局をしていただけることに!

片上先生に飛車落ちで勝利したので、よっしゃ角落ちで勝負だ、と心の中で思っていましたが、
道場の先生から「それじゃ意味ないな」と一蹴(ぐはっ)。
結局、飛車落ちでお願いすることになりました。

本当は棋譜を載せたかったのですが、どうしても途中の手順が思い出せず断念しました。
今回も矢倉を指し、味をしめた継ぎ歩の筋で攻めを狙いましたが、うまくいなされてしまいました。
言えることは、前回の片上先生戦の反省をまるで生かしてない。
4筋の位取らせない方がきっといいのに……
銀冠目指した方がきっといいのに……
ただ、前回の棋譜を見ていて本当に同一人物(ぼく)がこんなうまい将棋指せてたのか甚だ疑問。
特に今回のダメっぷりを見るとね(抑え込まれて負けました)。

最近の将棋が今ひとつなのに加えて、
指導対局をやっていただけると思ってもいなかったので舞い上がってしまい、
環那先生の「大人の魅力オーラ」にも圧倒され、
惨敗でした。

つ、次こそは……

淡泊な追従

順位戦最終戦はnyankichiさんとの対戦。
四間飛車になると思っていたが、力戦調の出だしとなった。

20120210

図はなにげなく角を上がったところだが、ここは△7四歩から速攻を仕掛けにいかねばならなかった。
先手の銀は5七にいるので角頭が薄く、持久戦になれば6七より5七の方が有利に働いてしまう。
にゃん吉さんは飛ばして指してくるタイプなので、なるべく時間を引き離されないようにと指してしまったが良くなかった。

20120210

ここで▲2三香で勝負あり。以下どう受けても一手足らないようなので数手指して投了した。
まだしも△4九とだったらしいが、唯一の攻め駒だったので大事にしてしまった。

本局は時間の使い方が鍵だった。
基本的に私は時間さえあればいろいろ考えてタイプなので、時間が引き離されやすい。
今期順位戦は無条件に駒損することも多く、なるべく後半に時間を残しておきたいという心理も手伝って、
考えなければならない局面であっさり指してしまった。
にゃん吉さんのような早指しタイプに対応するには時間の差を割りきって、
あくまで自分のペースを心掛けた方がいいのかもしれない。

勝ちらしい勝ち?

順位戦8回戦はOhhaa_Kitioさん。初手合いである。
急戦系の矢倉を予想していたので、想定通りになった。

20120203

できる限り得をしようと角取りだが飛車先を切りに行く。
急戦矢倉に対して、逆に急戦を仕掛けていった。

20120203

継ぎ歩で攻める。もちろん取れば△8六歩。
4筋に争点を作らず、低く構えたらどうなるのかということを試してみたかった。

20120203

図から▲2二角成と強襲する手があったようだが、感想戦で角を渡した瞬間詰めろになることが判明。
それでも角切りから8筋を抑える手段はあったかもしれない。
後手も早めに△8八金から△8七飛成を決めるべきだったか。金を打った手が重いと判断してしまった。
このあとはなんとか先手の攻めをしのいだ。

果敢にいったが、後手番ということもあり相手の攻めを受け止める方針の方がいいのかもしれない。
そうした場合は居角の方がいい。
ただ手に乗じて反撃できたのは良かったと思う。
ここに来てようやく白星らしい白星だった。
プロフィール

fujitsu2009

Author:fujitsu2009
将棋倶楽部24にて初段を目指し奮闘中。最高Rは1504(11月12日現在)。あと一息。

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