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勝負の押し引き

SMK王位戦は各組勝者が決まり、いよいよ本戦まであと僅かになってきました。
敗者復活1回戦。対局相手は三度、GT-Toshiさん。対戦成績は3勝4敗。
一ヶ月で同じ相手と3局も指すことはこの先めったにないでしょう。貴重な経験でした。
前回は同じ王位戦で△5五歩戦法に乱戦気味に挑み敗れましたので、今回はじっくり駒組みしていこうと考えていました。



出だしは通いなれた道。お互いにとって一番実力を発揮しやすい形になったと思う。
今回も△5五歩戦法。これを避けるには早めに▲2六歩を突いて藤井矢倉にすることも考えられるが、特に避ける理由もなかった。
31手目に▲5七銀上からじっくり行く作戦になった。多分、先手は理想形に組んでいると思う。
後手は穴熊を目指すところがこの戦法の真骨頂である。ただ対振り飛車の穴熊とは異なり、あまり堅くはないと思う。上部から攻めが厳しいからだ。
ところが、やっていらっしゃいとばかりに50手目に△2二銀と引かれた。ただ、先手の飛車先が切れたので悪い気はしなかった。

あくまで先手は自然に指していたつもりだったが、60手目に△2四角から角交換に来る。この手は後の△5九角を狙ったもの。ただ後手が一歩損することになるので悪い気はしてなかった。
63手目▲6八角で△8六飛や△5九角を防ぎつつ、端に照準。これでいいと思っていた。しかし、ここで△3五歩があった。
この手は二重の意味でいい手で、①▲3五同歩には△3六歩で桂を取りに来られ、かつ、②▲6八角の利きを止められたのが大きい。
もちろん黙っていれば△3六歩が攻められるので、打って出るしかなかった。
戻って、61手目に▲2四同飛が有力というのが謙信さん(KenchinGさん)のご指摘で、以下、△同歩▲5四歩△9二飛に▲5五角打!が厳しいとのこと。これは知らないと指せませんね……
飛車一本では先手陣を攻略することは難しい上、△5九角の筋を心配しなくていい、8筋をスカにさせるなど、なるほど、有力だ。現段階での決定版だ(笑)

77手目の▲9六歩はクリックミスではなく、後の△8七歩~△9五桂を未然に防いだもの。しかし、この段階で突くようでは明らかにおかしく、もっと早い段階で突かないといけなかった。
ただ、早い段階で突くと端攻めがあるかもしれないので、攻める前にギリギリで突きたい。

以下は、秒に読まれながらチグハグに攻めていた。攻めているというよりは、攻めさせられていると言った方が正しい。
駒損は拡大していき、後手の金銀は生き生きしているようでは勝てない将棋にしてしまったなと思った。
ただ、111手目に▲1二香なら最後にアヤがあったかもしれない。△2一玉は▲4二とが詰めろになるので、△1二同金の一手になると思うが、そこで、▲1五歩のような手があったようである。
少しでも薄くという意識は働いたが、残念ながら香車に手は伸びなかった。

最後は綺麗に寄せられ、8一の桂馬まで使われては抵抗する余地なし。負けと分かって詰みの局面まで指したのは諦めが悪かったのだろう。


先手は理想形に組み、間接的に角で飛車を睨んでいるので後手は指しにくいだろうと思っていましたが、意外や意外に難しい。
厚みは生かしたいけれども、5筋、6筋からは動こうと思いませんでした。あくまで自然に指したつもりです。
ただ、3筋から口火を切られ、攻めさせられる展開にしてしまったのが良くありませんでした。
そのあたりの志士さんの勝負の押し引きの巧さというのを肌で感じさせられるような一局でした。

志士さん、対局ありがとうございましたm(_ _)m
謙信さん、ソニックさんもいつもご教授ありがとうございます。しばらく対局はありませんが、また教えてください。
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うろ覚えだった竜王戦

SMK王位戦がスタートして10日ほど、経ちました。満を持しての1組予選Tがスタートですw
初戦の相手はGT-Toshiさん。対戦成績は3勝3敗。順位戦に続いての対局となりました。
前回は志士さんの十八番の△5五歩急戦を後手番だったわたしが採用し、勝利。
今回は相矢倉になるのではないか、というのが当初の予想でした。



今回は志士さんが△5五歩急戦。やってくるかもとは思っていたが、特段研究はしていなかった。
ただ、気になっていた形があった。第21期竜王戦の第7局(羽生‐渡辺戦)の将棋である。
52手目までは同一の進行らしい。53手目に▲5五銀と出たのが、羽生‐渡辺戦だった。
わたしはすっかり忘れていたため、▲6三歩成とチグハグな攻め。
読んでいたというより、記憶を呼び起こす方に神経を集中させていたと思う。
55手目▲5五香で△5四歩を打たれあっさりゲームセット。自ら後手の飛車先を直通させてしまった。
以下、先手ははっきり言って粘りが利かない形なので抵抗することもできなかった。


香車取っていいようにも見えましたが、歩切れで傷が多く、さらに▲4八銀がまったく働かないという三拍子揃った(?)作戦でした^^;
先手はこんな強攻策やらなくとも、ゆっくり厚みを作っていけばいいんじゃないかという印象。
なにより後手は不自然な手がなく、相手の手に乗じて攻めの理想形を作っているのだから、先手にとっては勝ちにくい将棋なんでしょう。
ただ、ちょっと簡単に勝たせすぎました。
今回は勝負に徹したというよりも、自分が興味のあるものをやったという感じですね。
う~ん、ぼくが言うと負け惜しみにしか聞こえないのはなぜだろう(笑)

初戦落とし、予選通過には3連勝が条件となりました。相手が相手だけに絶望的だなぁ~(苦笑)
一回負けてしまったので、工夫しようということはしにくくなりましたね。
今月の2局は一方的な将棋で負かされているので、その点がちょっと心配。
もう少し粘りが利く形を指さなければならないと思いました。
次回の敗者復活は予定では10日後。もう少し対局数を増やしたいですね。増やすためには勝つしかないか^^;

志士さん、ありがとうございましたm(_ _)m
プロフィール

fujitsu2009

Author:fujitsu2009
将棋倶楽部24にて初段を目指し奮闘中。最高Rは1504(11月12日現在)。あと一息。

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