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精神力の差

3MK新人王戦の2回戦。
対戦相手はソニックさん。SMKの対戦成績は4敗。ここまで負けると苦手意識もありそうなものですが、そういう意識は不思議とないですね^^;
戦型は予想通りのゴキゲン中飛車。奇を衒わず自分らしく戦うには穴熊が一番力を発揮しやすいと思いました。



ソニックさんの棋風からして速攻をかけてくるだろうなという予測はしていた。24手目の△4五銀と出てこられてこの形が通用するかを試してみたかった。
後手は5筋を歩で抑えるが、先手も相手の手に乗りながら固める。無条件に駒損しない展開なら堅さを生かせると思った。31手目までは△7二銀を入れなかったこと以外は想定局面。
32手目の△3五歩はありそうだなと思っていた手。改めて考えてみると一番有力だったかも。もし△3五歩を突かなければ、▲2四歩△同歩▲2五歩が十字飛車狙いで厳しいと思っていた。
47手目の▲3八歩は我慢の手。▲3四歩など打ちたいだけに見えにくい手だったかもしれない。△3八歩のような手を消してるのも大きい。
71手目▲7九銀右では▲4三馬と攻めるべきだと思っていたが、もしかしたら最善だったかもしれない。後手の5筋の歩が伸びてこなければ攻め味が薄いと考えていたが、結果的にはどこかで突かれそうだった。
80手目は△5二金打が粘りの手だった。先手は▲5四歩と打って勝負するつもり。それで攻めきれるかどうか。
97手目はygorouさん指摘の▲6一飛が最善か。飛車取らせても先手はダメージが少ない。それよりもいかに相手陣内に攻め駒を作れるかだった。それでも▲5四角が悪いわけではない。
失着第一弾は103手目の▲5一金だった。ここで▲8二飛を打てば勝ちだったようだ。正直に言うと▲8二飛は考えていた。ただ攻めきれないと判断してしまった。それでも「一段玉には二段飛車」の格言どおり打つべきだった。そもそも後手玉の右辺を封鎖すれば勝てた。ここから一気に流れを失う。
111手目の▲5一飛が失着第二弾。ここで▲3二飛とでも打っておけば相当厳しかった。6一の歩を取れば勝ちといった甘い判断が良くなかった。112手目△2六角と受けの教科書のような手を食らい、それでも慌てず▲5三金とでも打っておけばよかったか。▲6二金と打ってしまってはそこまでだった。
131手目に▲7九銀打だったか。後手の6九の飛車を竜と錯覚していた。それでも詰みそうだけど……投了図は先手玉が必至になってしまった。


今回は102手目までは勝ちの流れでした。▲5一金と打って変調でしたが、そこでもまだリードを保っていたと思います。ただ、その後が完全におかしかった。一度失った流れを取り戻すだけの力がまだまだ自分には足りなかったと思います。精神的に成長しない限りは上にはいけないと僕は思っているので、とてもいい勉強になりました。
逆に言えばソニックさんの粘りが見事でした。完全に根負けでした。
それでも作戦的には成功したと思います。ゴキゲンが穴熊阻止で流行ったところをあえて穴熊にしたところでソニックさんも黙っていられなかったでしょう。僕からすれば急戦よりも勝ちやすいイメージはできました。
ただ、相手が何をするか分かられたところから勝てるかが勝負。そういう意味で、次この形になったとき勝負できるかが鍵だと思います。

新人王戦は2回戦敗退となりましたが、これをSMKの竜王戦に生かしていければと思います。
ソニックさん、ありがとうございましたm(_ _)m
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悪手なしの闘い

2週間ほどずれて行われた、新人王戦の1回戦。
対戦相手はにゃん吉さんで、SMKでの対戦成績は3敗と苦手にしている相手です。
今まで対局時はほとんど四間飛車だったので、それで来るだろうと思っていました。
ただ、最近居飛車やゴキゲンもされているようなので、その可能性もあることはありましたが、やはり四間で勝てていた相手に戦型を変えてくることはなかったです。



22手目△4五歩は早く感じた。普通は▲3三角成△同銀で左美濃にすればバランスは取れるが、なにか罠がありそう……
ということで角交換は自重し、お互いの研究範囲に。52手目までは定跡。ちなみにこの形はにゃん吉さんは後手が指せるとの見解で、過去20局は13勝7敗!(勝率.650)穴熊に囲わせてこんなに勝てるなんて……このデータを知ってたらやらなかったかも(笑
53手目に変化したが、▲4三歩はいかにも遅い。ここは▲3三歩成△同角(△同桂は▲2二飛成)▲3七桂と活用する、もしくは▲5六歩△同銀▲同金△同飛▲4五飛△4三歩といった手があるらしい。53手目で変化はしたものの、芳しくなかったようだ。
後手の攻めが続き、迎えた69手目▲4三とが勝負手だった。ここで△5五角が逸機。強く△6六歩と勝負されると自信がなかった。△5五角だったため手順に5筋の歩を払いながら6筋の攻めを緩和できた。本譜は72手目に△6六角だったが、馬が守りに利くため△1九角成でも難しいと思った。
79手目は勢い▲6三とといったが、ここは冷静に▲6九歩もありそう。後手は6筋に歩が利かないのが辛い。▲6三とで結果的には勝てたが、▲6九歩と打てる冷静さを持ちたい。
90手目は△8八角引成勝負だった模様。どこかで▲5五角と打って角を外しにいって勝負か。
95手目に▲5五角と保険をかけてようやく勝ちを確信。詰めろ逃れで王手できたのは大きかった。投了図以下は即詰みがある。


結果的には勝ちましたが、ギリギリの勝負でした。目立った悪手もお互いになかったような気がします。この手の戦型はちょっとした緩手で流れが変わってしまいますね。
また今回、たまたま先手番だったから勝てたところもありそうです。もし一手でも四間飛車側の端歩が突いてあったら……
ということで、まだまだ後手番穴熊には苦悩しそうです。
にゃん吉さん、ありがとうございましたm(_ _)m
プロフィール

fujitsu2009

Author:fujitsu2009
将棋倶楽部24にて初段を目指し奮闘中。最高Rは1504(11月12日現在)。あと一息。

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