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手の出しにくい将棋

2010年SMKでの最後の対局になりました。
棋聖戦2回戦の対戦相手はfreedom55さん。初手合いです。
棋譜を拝見した感じでは、本格的な居飛車党という印象でした。
恐らく後手番になるだろうと思っていたので、相掛かりを受けて立つ予定でした。



想定どおり相掛かりに。
最近のプロの相掛かりの将棋だと、後手番でも積極的に攻めて行くことが多いが、わたしはあまり積極的なタイプではないため、普通の駒組みをした(笑)
33手目は▲6六角を想定していたので、意表を突かれた。あとで分かったことだが、▲6六歩は松尾七段が得意とされている形だそうで、freedomさんの研究量の深さを思い知らされた。
48手目△4三金右は形を決めすぎたように思う。玉は堅いが左辺が手薄になる。バランス重視で指した方がよかったかもしれない。
56手目△6四銀も微妙。そもそも矢倉の将棋のように7筋(先手なら3筋)に飛車を振って指す感じではないので、愚形だったように思う。せめて△8二飛~△8四銀を目指すべきだったかもしれない。
とはいえ、69手目の局面は先手の歩が3八に戻り、後手の角も好位置で、玉も堅く、後手が指せる感じはしていたが、続く△3四歩が緩手だった。ここでは△3五歩が有力で、▲同銀△同銀▲同角△4四銀▲6八角△3六歩なら後手が指せていた。なので△3五歩には▲4七銀だが△4六歩の筋があって、攻めを振りほどくのは大変だと思う。
75手目▲2五同銀が有力だったか、というのがfreedomさんの感想だった。▲2四歩を打たれると後手陣がもたないような感じだったが、一例は以下、△同桂▲2四歩△同銀▲同角△2八歩!▲同飛△3三銀打▲6八角△2四歩で局面を収められそうだ。▲2五桂には△2八角成で飛車を抜く筋がある。▲2七飛くらいなら△3七桂成として駒の損得はなくなる。
84手目は△8五歩を中心に読んでいた。これで決まれば話は早いが、以下、▲同歩△8六歩▲6五銀△8五飛に▲7七桂が6五の銀を守りつつ、飛車取りに出る好手で決まらない。仕方なく角交換して形勢を悪化させた。
やむをえない端攻めで局面を混沌とさせたのが結果的に勝ちに繋がったが、先手は慌てることなく、冷静に対処していれば後手の攻めを完封できただろう。
一例は△9五歩に相手せず、続く△9六歩に▲9八歩と受けてしまう。103手目の局面なら、▲9六歩△同香▲9七桂がいかにも手筋という感じである。
先手に攻めるだけ攻めさせて、持ち駒がなくなったところ△9五角で一閃を突いた。以下、両王手の筋があって詰む。


久しぶりの相掛かり▲2八飛でした。後手の駒組に問題点が多かったように思いますが、最初は後手がよくなりました。ただ、そこから先手が上手く切り返し、先手有望な局面が続きました。
今回の対局は、手を出した方が負けになるという感じだったと思います。
・▲3五歩から攻めたが、後手が理想形を築いた。
・継ぎ歩、垂れ歩でなんとかなると思っていたが、上手くいかず角交換せざるを得なくなった。
・先手が攻めにいって持ち駒がなくなった一瞬を突いた。
非常に難解な将棋でしたが、面白かったです。
唯一△3四歩が消極的な一手でした^^;

2回戦にも関わらず多くの方に観戦していただきました。ありがとうございます。
対局していただいたfreedom55さん、ありがとうございましたm(_ _)m
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fujitsu2009

Author:fujitsu2009
将棋倶楽部24にて初段を目指し奮闘中。最高Rは1504(11月12日現在)。あと一息。

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