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復調の兆し

順位戦7回戦はGETAYAさんとの対局。
振り飛車党に早い▲2五歩は向かい飛車の可能性を与えて損だと思うが、
いつも四間飛車だったので今日は気分を変えて向かい飛車でもどうですかと打診したところ、
ゲタヤさんは向かい飛車に振った。

20120128

向かい飛車だと先手から手を出しにくいので固めて待つ。
後手はこれ以上いい形にしづらいようで、仕掛けてこられた。
これで潰れてしまえば、先手の玉固め作戦は失敗になる。

20120128

図は6六で金と銀の交換になったところ。
ここで▲5八飛が一石三鳥くらいの手。
これは△5二飛と回る手を消したのと、△3九角成のときの飛車あたり当たりを消しつつ、△5七歩であれば角が成れないという寸法。
▲5八飛に△8五桂~△9七歩~△7七金と迫られたが、▲8八銀打としっかり受けて玉の堅さは申し分なかった。

20120128

ところが、ここで▲6五歩が逸機。角を成られても単純な飛車取りにはなっていないが、この形で飛車を渡すのはやはり苦しい。
ここでは▲6九金と受けていけば完璧だった。歩切れの後手は継続手段が難しい。
△2六角にびっくりしてしまい、頭が真っ白になってしまった。

このあとやはり飛車を取られて負けるのだが、
途中まで無条件に駒損していたときと違ってなんとかなりそうな気配がした。
相性の良かったゲタヤさんにはじめて土をつけられたが、
復調へのヒントをつかめたような、そんな一局だった。

勝負に勝ったが、試合で負けた

順位戦6回戦はGT-Toshiさんとの対戦。
珍しく角換わり模様の出だしとなったが、志士さんが角交換を拒否したため矢倉になった。

20120121

5筋の位を取り意欲的に指したが、ここは△3一角から素直に飛車先を交換しにいくべきだった。
結局、この角を目標に棒銀で攻めてこられる。
左美濃で棒銀に相対するのは難しく、5筋の位を取るならば少なくともカニ囲いの形にしなければならなかった。

20120121

図は後手必敗の形。完全に作戦負けだった。ここで▲2三歩成なら投了しようとも考えていた。
しかし、▲7七角が疑問手だったか。後手は角がさばけて△2二歩と打ち、すぐ負けることはなくなった。
まだ先手の形勢がいいものの、完全に負けたと思っていただけに後手はやる気を出す。

20120121

図では△4九銀と攻めるべきだった。ここで▲6八同飛ならば△5九銀に▲8八飛がある。
すぐ△4九銀に▲8八飛ならば、そこで△8六歩が打てるというわけ。
この局面で歩切れは痛いのだ。
本譜は▲6八同玉が悪手になってしまい、逆転した。

これで志士さんとは5勝5敗の五分。
実力のある方と互角に戦っているのは奇跡としか言いようがない。
これからもなんとか引き離されないようについていきたいと思う。

土俵でも勝てなかった

順位戦5回戦はsonicspeedさんとの対局。
戦型は珍しく相掛かりとなった。恐らく2戦前に相振り飛車で指していたので、それを避けたのだろう。
ただ、相居飛車の将棋となればこちらの土俵に引きずり込んだと思っていた。

20120118

予想どおり横歩は取ってもらえず、ひねり飛車模様となった。
実はここまで至る途中の△2三歩に3分くらい費やした。
局面を収める意味だったが、やはり単に先手の言い分を通すようではいけないと思う。
そこでは△8五飛とでも引いて突っ張るべきだったかもしれない。
図では▲7五歩を突かないなら、ひねり飛車を拒否するよと意思表示した手。
それに対して▲3六飛からタテ歩で取りに来られた。

20120118

▲7六歩に対して△8六歩と焦点に打ったところ。
狙いを察知できていなかったが、焦点に打っておけばどうにかなると思っていた。
ところが玉が3一にいるため王手ラインに入り、銀損の結果を招いてしまった。

本当にいいところなく順位戦は5連敗、対ソニック戦に関しては初手合いから7連敗。
この頃は将棋をただ指しているだけの状況だった。

手も足も出なかった

4回戦はHigashionnaさんとの対戦。
基本的に力戦思考が強い方なので、力戦にはなるだろうと思っていた。

20120108

向かい飛車を警戒しての早い玉上がり。
ただ居飛車で来るイメージがあったので、ここでは▲5八金右と指す方が良かったか。
態度を決めない指し回しはわたしを困惑させた。

20120108

図は棒銀で速攻を試みたところ、逆に先攻されてしまった局面。自由に指させてしまった。
このあと7三の桂と7七の銀が交換となり、7筋と5筋を絡めて攻められ後手完勝。
本当に相性が悪いと思わざるを得ない対局だった。

はっきりした悪手というのは指していないと思うが、構想力の差で徐々に差を広げられたといった印象。
慣れない序盤で時間を使いすぎたのも痛かっただろう。

4手先の見落とし

順位戦3回戦はshouji0113さん。
後手番なら相振り飛車というのは作戦だった。
しょうじさんとしてはやや意外だったようだ。

20120106

早めに高飛車に構えて次の▲2六飛を狙う。
後手は△3三角と上がるのが形。
相振りは相振りだが、作戦として後手が三間飛車以外に構えづらいところが難しい。

20120106

図は端の歩を香車で取り、△5五歩と抑えた手に対して▲8四歩と打ったところ。
△5五歩に対し▲5五同角でも△5三金がある。
ここで△5三金と指し、あくまで飛車封殺を狙うべきだった。
穴熊を乱されたくないという考えが働いてしまい局面を収めてしまった。

20120106

ここで飛車を引けばもう一山も二山もあったと思うが、△5六飛が痛恨の敗着。
以下、▲5六同飛△同歩に▲4四角で事実上終わった。
散々▲4四角を警戒しておきながら、この後に及んで見落とすとは悔しいを通り越して呆れた。
以下ただ指したものの、潔くここで投げるべきだったと反省。

しょうじさんとの対戦成績は2-4になり、再び差をつけられてしまった。
プロフィール

fujitsu2009

Author:fujitsu2009
将棋倶楽部24にて初段を目指し奮闘中。最高Rは1504(11月12日現在)。あと一息。

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